運動療法で坐骨神経痛の痛みを緩和する

日本整形外科学会/日本腰痛学会 によって作成されたガイドラインのひとつに「運動療法」があります。

坐骨神経痛を引き起こしてしまいますと、運動なんてとても無理!と敬遠されがちですが、治療を行ううえで大変重要な対処法のひとつです。

運動とは言っても無理なストレッチなどはむしろ逆効果です。坐骨神経痛をなんとか治癒させたい一心で歯を食いしばってストレッチを行なってたりするケースも多いのではないでしょうか。

患部で起きている炎症は近くの神経を興奮させて感覚を過敏にさせます。そこに痛みを感じると更に炎症が強くなってしまい、どんどん悪化してしまいます。

炎症が強くなると、体を動かしてもいないのに寝ていても座っていても痛みを感じてしまうのです。なので強い運動は控え、なるべく負荷の少ない、無理のない弱いストレッチが推奨されます。

 

腰痛診療ガイドライン
http://minds4.jcqhc.or.jp/minds/LBP/05_Ch4_LowBackPain.pdf

 

 

少しのウォーキングからはじめましょう

運動療法で意識するべき点は「血流の改善」です。血流がよくなると筋肉の緊張も緩和し痛みが軽減します。

医薬品では血流を改善する目的で、血管を拡張して血流を改善させるものとしてプロスタグランジン誘導体が使われます。

プロスタグランジンは神経血管の血流を良くする薬で間欠跛行やしびれに効果があることが証明されています。

整体やカイロプラクティック、鍼灸などで一時的に坐骨神経痛の痛みが和らいだ経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

これらは施術によって血流を改善し、神経根の圧迫をとることにより痛みなどを緩和しています。しかし、すぐに症状が元に戻ってしまいます。 また、毎日通うわけにもいきませんし経済的にも負荷がかかります。

そこでお勧めなのがウォーキングなどの有酸素運動です。低い負荷でも有酸素運動ができ、血管を広げ血流を改善させることが出来ます。

そして血流がよくなると筋肉の緊張も緩和されます。歩くのも出来ない状態であれば推奨出来ませんが、ある程度歩ける症状であれば無理のない範囲でウォーキングを行なうと良いでしょう。

特に坐骨神経痛を患ってしまったからと言って寝たきりの状態では、血流や筋肉の緊張も改善されないため症状を長引かすだけです。

 

福辻式を実践してみてけっこう良かった件