椎間板ヘルニアで手術になるケースは20%

坐骨神経痛の痛みの原因が椎間板ヘルニアと判断された場合、治療方針としては、手術か保存療法のどちらかを選ぶことになります。 椎間板ヘルニアで手術になるケースは20%というのが現状です。

しかし、最近では重症で手術が必要であると思われる様なケースでも、 自然治癒することが明らかになってきました。手術を選ぶか自然治癒を選ぶかは整形外科の医師と相談のうえ、判断することになります。

 

早急に手術を行なった方が良いケース

一般的に、「排尿障害がある」「足の指に力が入らない」などの症状がある場合は早急に手術を行なった方が良いです。 後々、後遺症が残る可能性があると言われています。

また、仕事などの日常生活に支障を来たしている場合や鎮痛剤が効かず強烈な痛みがある場合、本人の意向により手術を選ぶケースもあります。

もう1つの治療が保存療法です。椎間板ヘルニアの程度によっては、自然治癒が可能となります。自然治癒が可能であるかどうかは MRI検査で診断できます。レントゲンでは解りません。

 

椎間板ヘルニアの分類

椎間板ヘルニアは以下の様に分類できます。

①椎間板膨隆・・・ 繊維輪に亀裂はないが椎間板が後方に膨れている
②椎間板突出・・・繊維輪に亀裂が生じて髄核が後方へ移動している
③椎間板脱出・・・髄核が繊維輪を破って後縦靭帯まで達している

③の椎間板脱出はヘルニアになって2~3ヶ月ほどで自然治癒の可能性が高いです。 後退靭帯(黒い線)を突き破っているか否かが自然治癒可能か否かの判断になります。

後退靭帯(黒い線)を髄核が突き破っていると、白血球のひとつマクロファージ(大食細胞)がそれを異物とみなして吸収します。 そのため、ヘルニアは自然治癒してしまうのです。

マウスのマクロファージの状態。2つの病原体を捕食するため、細胞体を伸長させている。(ウィキペディアより抜粋)

 

椎間板脱出の場合、約2~3ヶ月でヘルニアは完治する

MRI検査で③椎間板脱出と診断された場合、痛みを薬等で抑えつつ、安静にし保存療法を行う治療方針がとられることが多いです。

環境にもよりますが、約2~3ヶ月でヘルニアを完治すると言われています。

私の場合も③椎間板脱出と診断され、その間は鎮痛剤や福辻式を行い痛みを緩和させながら保存療法を行い完治に至りました。

 

福辻式を実践してみてけっこう良かった件