物理療法で坐骨神経痛を治す

整形外科や整体では坐骨神経痛、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などに対して「物理療法」が行なわれます。

物理療法には電気治療や温熱療法、牽引療法などが挙げられます。

しかしながら、物理療法にはヘルニアそのものを治す効果はありません。 基本的には血流改善と筋弛緩を目的とした対処療法です。

牽引療法

整形外科ではおなじみの療法です。腰部を牽引することにより筋群が 弛緩するというものです。

しかしながら、効果がないという意見も多く見られます

逆に筋群が硬直し悪化するという意見もあります。 牽引によって椎間板が広がるという理論は信憑性に乏しいですが、筋筋膜性腰痛に対しては適切に行えばある程度の効果は得られるものと考えます。

 

温熱療法

筋群を温めることによって血流を良くし、筋肉を弛緩させる効果があります。温熱療法にはホットパック・赤外線・マイクロ波などが使われます。

ストレッチを始める際に筋群が硬いまま行なうと悪化してしまう恐れがあるため、温熱療法は主にストレッチを始める前に行なわれます。

また、腰痛が急性期の場合は温めると逆効果になってしまいます。急性期では患部を冷やして下さい。

 

電気療法

電気刺激により疼痛を軽減する治療です。 電気療法には低周波(SSP)、中周波(EMS)、干渉低周波の3種類の治療があり、整形外科や整体で施術が受けられます。

低周波は経穴(ツボ)の表面に電気を流し、血流を良くし、疼痛を和らげます。管理人も低周波治療器を買って、家で延々と使っていました。

劇的な効果はありませんが、低周波治療器を使用している間は疼痛が緩和されることを感じています。(すぐにパッドの部分がダメになってましたが。)


オムロン低周波治療器

 

中周波は直接、深部の筋肉に刺激を加えて筋収縮を行います。 筋収縮させることにより、筋肉を弛緩させます。

低周波と違い、筋力をつけるのに必要な筋収縮が行なえます。 最近よくテレビCMで見られるEMS製品もその類で、インナーマッスルが鍛えられます。

干渉低周波も、普段動かせていない筋肉や硬くなった筋肉を動かすことで筋群をほぐしていきます。

低周波治療器よりも身体のより深いところにまで作用し、筋肉を収縮して動かすことで血流を改善し、発痛物質を取り除きます。

 

物理療法の効果

これらの物理療法は何れも疼痛のコントロールに使用する療法であり、直接ヘルニアを治療するものではありません。

しかしながら、血流改善と筋弛緩を行うことで筋筋膜性腰痛に対してはある程度の効果は得られるでしょう。

 

福辻式を実践してみてけっこう良かった件